風景と速度

@takusan_neyoの日記

写真と署名

仲のいい先輩と川崎のフェスに行ったとき、物販にシャムキャッツのメンバーがいて(夏目さんはいなかったけど)、せっかくだからTシャツ買って話しかけよう、と並んでいたら、後ろの女の子たちが「あとで写真撮ってください」と頼んでいて、私も撮ってもらいたかったんだけどな、とさみしくなりながらそちらへ向かう菅原さん(ギターコーラスの眼鏡の人)に握手してもらった。

あのときやはり私も写真撮ってもらえばよかったな、と時々後悔する。

上野の小さなフェスに行ったときには呂布カルマが一人で物販を売っていて、「呂布さんって東淀川区のどの辺りの出身なんですか」みたいな話をした。(淡路らへんって言ってたとおもう。)持ってなかった3枚めのアルバムを買ってサインを頼んだら、サインペンを持っていなかった彼はとなりの人(Predawnだったかもしれない?)からペンを借りて、「敏裕の息子」とサインしてくれた。ちょっと笑った。

以前、文学フリマに出店して売り子をやっていたときに、お客さんから「あの、ファンなんでサインしてください」と言われてたまげたことがある。ファン?私の?え?そりゃまあ私の作品はよいけれども…。みたいな気持ちになる。プロもアマもほぼない世界で、会おうと思えば大体の人とは会えてしまうから、そういうファン根性みたいなのが私自身は(身を置いていた世界の中では)なくて、頼んでくださったのはTwitterからこのジャンルにハマった人だったので、私もそういうはじまりかただったらそういう気持ちになったのかも?とも思う。それはともかく問題は、そんな私にサインなんてものが存在するはずもなく、丁寧に署名するだけ、みたいになってしまったので、いざというときのためにかっちょいいサインを練習しておくべきなのかしら、などとすこしおもった。でもサインの練習なんて自意識オブ自意識な行動、耐えられる気がしないので、おそらくこれからも丁寧な署名がつづくのだろう。